マイクロ波を使った新しい殺菌技術

サントリーグループは独自のReduche Recycle+Bio戦略のもと、環境負荷の少ないPETボトル開発に取り組んでいます。2021年をめどにサントリー食品インターナショナルのサントリー天然水ブランドでの100%植物由来PETボトルの実用化を目指すとしています。

業界の専門家は、これが契機になって、世界のバイオベンチャー企業各社も100%植物由来PETボトルの実用化に向けて、一斉に開発を加速させるのではないかと言われています。マイクロ波を使った新しい殺菌技術が、食品メーカーに導入されています。この新しいマイクロ波加熱殺菌技術はMATSと呼ばれています。

ワシントン州立大学の食品エンジニアリング学科の教授が2006年に特許出願したもので、食品包装メーカーや機械メーカーと組んで開発が進められたものです。