世界をリードする日本の包装とは

日本の印刷物の品質は、世界最高レベルと言われています。

カラー印刷の美しさ、色ムラのなさ、細やかさといったものは、日本伝統の美意識で、日本人独特の美的感覚によるものです。海外で出回っている「美しい印刷」といわれるものでも、日本では不良品になることもあります。

こういった優れた日本の印刷技術の基礎になっているのは、江戸時代に発展した版画の技術です。包装のデザインや美しさは生活者の購買行動に繋がります。商品自体の品質の良さ、広告、宣伝と同じように、店頭効果、分かりやすい表示というのもとても重要なものです。これらが包装の品質向上になっていて、包装としての機能性と経済的なパッケージを開発する原動力になっているのです。

常に挑戦を続けている包装業界ですが、こういった基礎にも日本人の独特の感性によって作られた様々な江戸小物の技術があると考えられています。

包装には様々な機能をもたせる場合、細かい気配り、配慮など日本は最も進んでいると言えます。商品の包材にある易開封性、再封性、電子レンジ食品の自動ガス抜き包装、調理機能付き包装、各種蒸着包材のガス遮断性、加温、冷却機能付き容器、機能性鮮度保持法材、脱酸素材、脱酸素包材による変質防止包装、食品のパリッとした状態を保持する防湿包装や各種の水分調整シートといったものです。

レトルト食品はアメリカで軍事用として開発されました。世界で初めて商品化したのは、日本です。日本は商品数や生産量は世界をリードしています。

欧米で開発された包装技術が日本で洗練された技術になって、広く利用されている例はたくさんあります。

日本ではユニバーサルデザインの考えから表示も分かりやすいものです。