PBA代替品の研究と化学反応と包装

キャンベルスープ社は、顧客の要望に応えるため、2012年からBPA代替品の研究を進めています。数百種類の代替品のテストを行い、６００種類以上のレシピに対する安全性の評価を行ったそうです。代替ライナー材料がトマトペーストの酸性食品に化学反応を起こさないことも確認されました。BPAフリーの缶に詰められる製品には、さまざまなスープやグレイビーソース、パスタソース、スワンソンブランドのスープやスパゲッティ部門のソースなどがあります。同社は２０１６年には７５％のスープ製品をBPAフリーの缶に詰める計画を発表しました。また野菜ジュースなどのアルミ缶やガラス瓶に使われる金属製スクリューキャップなどほかのパッケージに使用しているBPAコーティング材の代替品も評価していて、２０１７年中には、移行を完了させたようです。