米国のリサイクルと軟包装について

アメリカでは使用済みの容器包装材料のリサイクルへの関心が非常に高まっています。もちろん軟包装も例外ではありません。軟包装の多くが種類の異なるプラスチックとアルミ箔のラミネート品であることから、既存のリサイクルシステムに乗せることができないといいます。そのため埋め立て処理されているので、新しい概念のリサイクル処理が求められています。ごみゼロ社会への挑戦をする若いベンチャー企業や軟包装の単体での使用を考える会社などがあります。ブランドのオーナーは、これまでプラスチックの識別表示から、誰にでもわかりやすい「How2Recycle」ラベルの表示に移行しつつあります。これを受けて、ダウ・ケミカル社ではリサイクルが可能でPE構造の機能性パウチへの挑戦を開始しています。大手コンバーターもその方向に動き始めています。