バイオ包装材料の活用の動きとは

2014年9月17日付けの「東京新聞:朝刊」の記事です。「農林水産物の廃棄物から次世代ハイテク素材を開発する信州大学と東京大学の共同研究グループは、16日、東京都内で記者会見し、席上、代表を務める信州大カーボン科学研究所の遠藤守信特別特任教授は、新しい日本の活力を工学と農業の連携で生み出したいと強調した。共同研究では、ナノテクノロジーを使い、稲わら、コメのもみ殻、寒天用の海藻、間伐材などから次世代のハイテク素材を生産。微細な炭素物質の『ナノカーボン』や繊維質の『ナノセルロース』、二酸化ケイ素の『ナノシリカ』の三素材を生み出す。最終的には、これらの素材を組み合わせ、『カーボンナノチューブ』や『グラフェン』など高機能の複合材を開発する〜」(引用部分)このように未利用資源や被可食性を利用した包装開発は進んでいます。