シール強度とは

いつも、何気なく使っているポリ袋ですが、実は、ポリ袋の性能に深く関わっているものがあります。それは、シール強度です。
シール強度とは、フィルムとフィルムを熱で溶かし、接着したときに、それがどのくらい剥がれづらいか、数値化したものです。つまりは、強ければ強いほど、袋としての強度が高いため、沢山の、なおかつ重いものを詰めても安心であるため、便利であると言えます。
シール強度は素材によって差があり、特にポリエチレンは、強度が高いと言われています。なぜかは分かりませんが、化学的に、熱で溶かしたときに、接着しやすい物質なのでしょう。
シール強度なんて気にしないで、厚い袋を使えばいいではないか、と考える方もいるかもしれませんが、実は、厚いフィルムでは、シール強度が薄いものより下がるのです。ですから、そこは一長一短であり、場合に応じて使い分けることが重要です。