プラスチック樹脂の種類と特徴

「樹脂」といえば昔は天然樹脂のことを表していました。基本的にプラスチックと同じです。石油や植物繊維などの原料から化学合成されるようになり、それらは合成樹脂と呼ばれています。これに対して自然界に存在する樹脂は天然樹脂と呼ばれています。

プラスチックは2種類に分類できます。熱に対して可塑性のものと、硬化性のものです。可塑性のものは熱を加えることによって溶けるタイプです。硬化性のものは熱を加えることで硬くなるタイプです。前者はチョコレート、後者はクッキーでイメージすれば分かりやすいでしょう。

さまざまなプラスチック製品が開発されましたが、初期のものは強度に問題がありました。今では相当な強度を持つプラスチックも化学合成されており、さまざまな分野で使用されています。